ARISS

A mateur R adio

on the

I nternational S pace S tation


Last revised: 2013-02-10  

ARISS Japan の
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1. ARISSとは

 ARISSは、Amateur Radio on the ISS(International Space Station)の略称で、国際宇宙ステーション上のアマチュア無線という意味です。

 国際宇宙ステーション(ISS)は、高度約400kmで地球を周回する108m X 88mの大型宇宙施設で、1998年から米国、ロシア、日本、欧州、カナダが共同で建設中です。ここにはすでに3名の宇宙飛行士が3〜4カ月交替で滞在しており、この中には、アマチュア無線の免許を持っている人もたくさんいます。アマチュア無線は、これら宇宙飛行士の心理的安定を保つための要素のひとつとして、NASA(米国航空宇宙局)始め各国宇宙機関で活動が認められています。

 ARISSは、ISS上のアマチュア無線局の設備を開発・運用するためのプログラムで、ISSの共同開発国である米国、ロシア、日本、欧州、カナダ他のアマチュア無線家によって進められています。第一期のアマチュア局は、既にISS上で運用されており、宇宙飛行士は余暇時間を使って交信することが出来ます。

これまで日本国内で成功したスクールコンタクト
(2013年02月10日現在)
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2. ARISSの組織
 ARISSの組織は、次のようになっています。
理事会(Board):  5つの地域(アメリカ、ロシア、欧州、カナダ、日本)のIARU加盟団体とAMSAT地域団体の代表で構成。日本からは、JARLJAMSATから代表を出しています。
 他にベルギー、フランス、ドイツ、イタリア、ポルトガルがオブザーバとして参加しています。
委員会(Committee): 以下の委員会に分かれ、各地域から1名が参加しています。
管理委員会(Administrative Committee)
ハードウェア・技術委員会(Hardware and Technical Committee)
プロジェクト選択・使用委員会(Project Selection and Use Committee)
運用委員会(Operations Committee)
教育/学校選択委員会(Educational Outreach/School Selection Committee)
広報委員会(Public Relations Committee)
 ARISSの詳細、理事会、委員会のメンバーリスト等は、ARISSのホームページに掲載されています。URLは http://www.rac.ca/ariss/

3. ARISSの交信とコールサイン
 国際宇宙ステーションとの交信は、テレビでもおなじみのことでしょう。しかしこれは、宇宙飛行士が任務の一つとしておこなっているもので、勤務時間中に実施されています。
 一方、ARISSの交信は、次の3種類に分けられています。
(1) 日時を決めておこなう学校交信:スクールコンタクト(Scheduled School Contact)
(2) 宇宙飛行士の希望する相手との交信(Crew QSO)
(3) 一般交信(General QSO)

 これらは、アマチュア無線の免許を持った宇宙飛行士により、(1)と(2)は、勤務時間内に、(3)は余暇時間におこなわれます。

 ISS上のアマチュア局のコールサインは、NA1SSとRS0ISSが使われています。

3.1  スクールコンタクトは、少年少女に対して、アマチュア無線の楽しさだけでなく、宇宙開発、通信技術への興味をかきたてる貴重な経験をしてもらうために、特に力を入れているものです。宇宙飛行士との直接交信を目指して、全世界から、多数の希望が寄せられていますので、交信希望校からの申し込みをARISSの教育/学校選択委員会で受け付けて、設備、運用時間、参加者数などを審査し、さらにARISS運用委員会が、軌道条件、宇宙飛行士の勤務時間等を考慮して交信校、交信日時を決めています。 (申し込み方法は、4項参照)
3.2  宇宙飛行士の希望する相手との交信は、希望に沿うよう、ARISSの運用委員会で交信日時を決めています。
3.3  一般交信は、地上でおこなわれている交信と同じで、CQを出して、それに応答してきた局と交信するもので、ARISSの委員会が直接関与することはありません。また、DXペデションのように、交信日時を予告しておこなうこともあるでしょう。ARISSでは、一般交信の周波数を、当面、次のように決めてありますので、これを守って交信してください。
 
ダウンリンク (音声およびパケット:世界共通)145.80MHz
アップリンク (パケット:世界共通)145.99MHz
アップリンク (音声:第一地域)145.20MHz
アップリンク (音声:第二地域、第三地域)144.49MHz

 パケットを除いて、地上側からISSを呼び出さないで、ISS側からのCQもしくはQRZに対して応答するだけにしてください。

4. スクールコンタクトの申込み方法
(1) 申請書(Application Form)は、英文で、また交信の準備、実施、報告等、他の全ての事項についての記入も英語でします。記入にあたっては 「申請書記入の手引き」(509 KB)を参考にしてください。
申請書 (Version 16) RTF形式HTML形式テキスト形式どの形式を使っていただいても結構です。『臨時に開設するアマチュア局で交信をおこなう場合』
(2) 日本(およびアジア地域)での提出先はJARLで、窓口の電子メール宛先は ariss @ jarl.or.jp となっています。
(3) JARLに直接、申請の方法等の連絡があった場合は、原則として、申請書様式を電子メールで送付します。同時に、ARISS-Japanの運用委員に申請希望者についての連絡がおこなわれ、この委員が技術的な事項についての相談に応じます。メールアドレスは yasuda @ ier.hit-u.ac.jp です。
(4) 申請書が受理されると、ARISS-Japanの教育/学校選定委員が適性を審査し、約1カ月毎に、合格校についてアジア地域内の順位を付け、ARISS教育/学校選定委員会に送付します。委員のメールアドレスは iaru-r3 @ jarl.or.jp です。
(5) ARISS教育/学校選定委員会は、約1カ月毎に電話会議を開き、全世界からの申請について、2〜6カ月先までの地域横断的な順序を決定し、ARISS運用委員会へリストを送付します。
(6) 運用委員会は、軌道条件、宇宙飛行士の勤務時間、希望校の地域配分等を考慮し、NASAのISS担当者と調整の上、交信日時の週を決定し、2カ月位の余裕をもって申込み校に通知します。しかし、場合によっては、1カ月〜2週間の余裕しかとれないこともあります。詳細な日時の決定は、交信予定の週の2週間前におこなわれます。なお、交信予定日は、予備日を含めて2日指定されます。
(7) 交信時間は、通常宇宙飛行士の勤務時間である平日(月曜日から金曜日)の0800UTCから1900UTCの間の交信時間が長く取れるパスが指定されます。一部、宇宙飛行士が起きていることになっている0700UTCから2100UTCの間で割り当てられる事もあります。
(8) 交信時間は、通常約10分です。この間に宇宙飛行士に質問をするのですが、過去の例では、少ない時で16問、多いときで26問の質問ができています。この質問の数を参考に、事前に少なくとも10名程度の交信参加予定者と質問を決めてください。この参加者と質問のリストは、交信予定日の2週間前までに運用委員会に提出してもらいます。この提出が無い場合は、交信予定がキャンセルされることもあります。
(9) スクールコンタクトで開設されたアマチュア無線局のQSLカードの転送について


スクール・コンタクトに関する
お問い合わせは ariss @ jarl.or.jp まで
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ARISS公式ページhttp://www.rac.ca/ariss/
ARISS英語サイトhttp://www.rac.ca/ariss/oindex.htm
アメリカhttp://www.arrl.org/ARISS/
フランス語サイトhttp://www.amsat-france.org/ariss
ヨーロッパhttp://www.ariss-eu.org/
MSNBChttp://www.msnbc.com/news/505064.asp