アマチュアバンドプランに使用する
用語について

 「アマチュアバンドプラン」は、平成21年3月30日に施行された告示「アマチュア業務に使用する電波の型式及び使用区別」をもとに、アマチュア無線を始められた方にも理解していただけるように運用モードや形態を中心にわかりやすく図解したものです。

 このアマチュアバンドプランの見方や使用する用語の解説をいたします。

 なお、図中の「狭帯域」、「広帯域」の表記については次のとおりです。

【狭帯域】
 占有周波数帯幅が3kHz以下の電波を使用する通信が該当します。ただし、電波型式A3Eは除きます。

【広帯域】
 占有周波数帯幅が3kHzを超える電波を使用する通信が該当します。

 また、これまで「デジタル」区分と表記していましたが、本来のデジタル通信とまぎらわしいことから「データ」区分と表記を変更しました。

■アマチュアバンドプランの見方と用語の解説■

用 語 解 説
CW モールス符号によりキャリアを断続しておこなう無線電信(A1A)
電話 【狭帯域】 【広帯域】
SSB送信機などを使った電話通信。
AM、SSBなどがこれに該当します。
FMモードによる電話通信
電信 SSBモードでマイクロホン端子に「キー」などで断続した可聴周波数のモールス符号を入力しておこなう電信や、可聴周波数で変調した電波を「キー」などで断続してモールス符号を送る電信などがこれに該当します。 FMモードでマイクロホン端子に「キー」などで断続した可聴周波数のモールス符号を入力しておこなう電信や、可聴周波数で変調した電波を「キー」などで断続してモールス符号を送る電信などがこれに該当します。
画像 SSBモードによる画像通信。SSTVやFAXなどがこれに該当します。 FMモードによる画像通信。SSTVやFAXなどがこれに該当します。
データ 通常はHF帯でおこなわれているRTTY(AMTORやPACTORなどを含みます)やパケット通信が該当します。なお、135kHz帯および1.9MHz帯については、占有周波数帯幅が100Hz以下となっていますので、PSK31などのデータ通信に限られます。 通常はVHF帯以上でおこなわれているパケット通信などがこれに該当します。広帯域のデータ通信のうち、占有周波数帯幅が9MHz以上のものを「高速データ」と表記します。
全電波型式
(実験・研究用)
すべての電波の型式での運用が可能ですが、JARLでは実験や研究のためにおこなう通信や、専用の区分を持たない電波の型式による通信や異なる電波の型式での交信を推奨している区分
ATV テレビジョン通信(SSTVを除く)
衛星 人工衛星を利用しておこなう通信
EME 月面反射通信
レピータ 中継無線局(レピータ)を通じておこなう通信
ビーコン 標識信号を送信する区分
VoIP WIRES-II、EchoLink、eQSO、IRLPなどのインターネットなどを介して音声等の伝送をおこなう通信に使用する区分
※「アマチュアバンドプラン」に掲載されている運用形態であっても電波型式の構成や占有周波数帯幅など により「アマチュア業務に使用する電波の型式及び使用区別」告示のほか、法令や規則で運用できない場合 や掲載されていない運用形態でも運用可能な場合もありますのでご注意ください。


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