車両盗難防止装置について

 出力が電波法を逸脱している可能性の高い機器による、アマチュア無線への電波障害があります。数ヶ月前から関東や関西などの大都市圏で多数確認されているのが、車両の盗難防止用機器で、駐車中の車両からアマチュアバンドの434.79MHzで周期的に電波を発射し、車の所有者の端末に異常を通報するシステムです。

 車両盗難の多い関東や関西を中心にかなりの台数が販売され使用されています。434.78MHzや434.80MHzをアップリンクとするレピータ局が、この盗難防止機器の妨害により通信が妨げられるという障害が発生しています。すでにJARLから総合通信局に対して対処依頼を行っており、同通信局でもこの問題に取り組み、情報の収集や違法性の確認を行っているようです。

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