(平成14年1月16日更新)


第449回理事会報告
開催日時:平成14年1月13日(日)・14日(月)
開催場所:東京都豊島区巣鴨「JARL事務局会議室」



 JARLの第449回理事会が、1月13、14日東京都豊島区のJARL事務局において開催されましたので、議題ならびに審議の概要についてお知らせします。
 なお、このたびの理事会についてはとくに、会費前納(終身)制度の見直しについて、よりよい改善案を求めさらに審議を深めるため、臨時に開催されたものです。

 理事会はまず竹内専務理事(JM1MNW)から、PLC(電力線搬送通信)の短波帯におけるアマチュア無線への電波障害などを調査するため、JARLとARIB(電波産業会)の合同実験が予定されており、JARL電磁環境委員会および作業班を中心としたこの実験についての準備状況が報告されました。

 また原会長(JA1AN)からは、新年にあたり総務省に出向き、片山総務大臣、小坂副大臣をはじめ総合通信基盤局の方々などと会い、相互運用の推進やPLC問題の解決、アマチュア無線局免許情報の公開、米国など諸外国と格差の生じている電信試験のスピードの5ワード(WPM)化の推進などについて、とくに要望したことが報告されました。
 続いて坂井理事(JA3ATJ)から、コンテストにおいて新たにドナー制度(ドナーの費用負担によりコンテスト規約に定められた賞と別に表彰をおこなう制度)を導入したことにともない「コンテスト・ドナー制度実施要項」を定め、ドナーの受付けをおこなっていることが報告されました。

 続いて提出議題の議案審議に入り、次のような審議がおこなわれました。




  
【議 題】
第1号議題 会費前納(終身)制度の見直しについて(継続審議)
第2号議題 事務局組織の一部改正について
※協議事項
  

  



【審議の概要】


第1号議題 会費前納(終身)制度の見直しについて(継続審議)

 現在財政改善の一環として検討が進められている会費前納制度の見直しについて、まずこれまで会員、とくに会費前納者から見直し案に対し寄せらた意見の集約および各理事、評議員から提出された意見とその要旨などが報告されたあと審議に入りました。

 審議では、会費前納制度について規則第11条第3項を削除する規則改正の基本方針について理事会として十分コンセンサスは得られているものの、現在の会費前納会員に対する処遇方針、また、会員資格を残して欲しいという声、盟友による顕彰制度などについても会員の意見は多肢に分かれており、もっと広く深く検討すべきであることがまず指摘されました。
 各理事からの意見としては、現在の財政事情から急いで改善する必要はあるが、これまで寄せられたいろいろな意見を広く勘案し、解決して行くことが必要ではないか。そのためには定款や規則の改正まで踏み込んだ検討が必要ではないか。また財政改善のための事業の見直し(増収等)などを含め、広い枠組みで検討すべきではないかという意見が多く、理事会としては次のような結論になりました。

(1) 会費前納制度そのものは規則第11条第3項を削除し、新規の前納の受付けはおこなわないことにする。(この点については次期総会に諮るべく議案としてまとめる)

(2) 現在の前納者の扱いについては当分現状のままとし、これまでの検討過程において寄せられた会員の声を十分に斟酌(しんしゃく)して、さらに良案を検討していく。

(3) (2)の再検討にあたって会員の意見を幅広く勘案していくには、十分な検討時間が必要であり、規則改正以外の方策については次回総会には間に合わないが、間をおかないで検討を継続して行くこととする。

第2号議題 事務局組織の一部改正について

 財政改善の一環としておこなっている事務局職員の減員にともない、課の統合をおこなって業務の効率的な処理体制を確立するため、これまでの「会員課」と「事業課」を統合し「会員事業課」とすることが提案され承認されました。




<協議事項>

 協議事項における主な協議の結果は次のとおりでした。

○ARDF業務の外部委託について

 事務局の業務体制の見直しにともない、ARDF業務を外部委託することが検討されてきましたが、この具体的な業務移管についてARDF委員会で委託できる業務やその方法についてまとめた結果が理事会に報告され、これについて協議しました。
 その結果応募基準について一部修正したうえで、委託団体を公募することが了承されました。(J・N3月号に公募案内を掲載予定)
 なお、平成14年度の全日本ARDF競技大会については、北海道札幌市周辺での開催を予定することにしました。またテキストの残部が少なくなったので改訂版(有料頒布)を出すことにしました。





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