November 2012 NEWS TOPICS INFORMATION


総務省が「電波有効利用の促進に関する検討会 報告書(案)」に対する意見募集

 総務省では、電波の有効利用のための諸課題や具体的方策について検討 するため、「電波有効利用の促進に関する検討会」(座長:土居 範久 中央大学研究開発機構教授)を開催し検討をおこなってきましたが、 検討会における報告書(案)について、平成24年11月17日〜12月7日まで の間、広く意見を募集しています。

 この報告書案は、平成24 年7月6日〜31日に募集をおこなった 「電波有効利用の促進に関する検討会 中間とりまとめ(案)」に対する 多くの意見を元に、検討会によってさらに検討が加えられ作成されたもの です。

 この「電波有効利用の促進に関する検討会 報告書(案)」の中で、 アマチュア無線に関する分野に直接関係しているものは次のとおりです。

  • アマチュア無線局の手続きの簡素化
  • 技術基準適合自己確認の対象範囲の拡大、および不適合機器の流通防止に関する検討をする
  • 無線局の良好な受信環境の保護等
  • 電波利用料の使途や金額の見直し等

(11月16日)


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新市情報「千葉県山武郡大網白里町の単独市制。平成25年1月1日に大網白里市が誕生」

 平成24年11月15日付けの官報に、千葉県山武郡(郡番号:12008)大網白里町の単独市制施行が告示され、平成25年1月1日に大網白里市が誕生します。
 大網白里市のJARL制定市番号は「1239」となります。

 大網白里市の誕生後にも、山武郡には九十九里町、芝山町、横芝光町の3町が残るため消滅郡はありません。

 なお直近の単独の町による市制施行は、埼玉県の白岡市(平成24年10月1日市制)がありました。

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 その後の単独市制を目指して、準備を進めている他の町村としては、岩手県岩手郡滝沢村が、平成26年4月1日を目標として単独市制の準備を進めています。ちなみに滝沢村は現在、全国の町村の中で人口日本一の自治体です。

 平成24年9月〜10月開催の、岩手県議会の9月定例会において、滝沢村が市制の施行をするための障害であった「市制の要件に関する県の条例」の緩和のための改正案が可決され、滝沢村の市制施行の実現はかなり具体的となってきています。

 実現すれば、単独の「村」による市制の施行は平成14年4月1日に単独市制を施行した、沖縄県豊見城市(元、沖縄県島尻郡豊見城村(とみぐすくそん))以来となります。

(11月15日)


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総務省が周波数割当計画の作成案等に係る意見募集の結果を公表
WRC-12の審議結果に基づくアマチュア無線への中波帯「472-479kHz」の国内分配ほか。

 総務省は、周波数割当計画の作成案及び電波法施行規則の改正案について、 平成24年10月4日(木)から同年11月2日(金)までの間、意見募集をおこないましたが、 11件の提出があり、各意見に対しての総務省の考え方とともに公表しています。

 今回の意見募集では、周波数割当計画関連でアマチュア無線に関係しているのは、 「472-479kHz帯におけるアマチュア業務用周波数の分配」があり、WRC-12において アマチュア無線への国際分配が決定した中波帯「472-479kHz」の国内分配をおこ なうというもので、同作成案について、11月14日付けで電波監理審議会へ諮問した ところ、原案を適当とする旨の答申を受けたと発表しています。

 総務省では、提出された意見や電波監理審議会への諮問に対する同審議会 の答申を踏まえて、周波数割当計画の作成等をおこなう予定としています。

(11月15日)


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