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October 2008 NEWS TOPICS INFORMATION


日本無線協会北陸支部の所在地の住所表記が変更

  日本無線協会北陸支部は、町名変更のため、平成20年11月1日から所在地の住所表記が変更になります。

 この町名変更は、金沢市が推進している「旧町名復活事業」の一環としておこなわれるもので、北陸支部の事務所の場所や電話番号の変更はありませんが、所在地の住所表記について次のように変更となります。

○新住所表記
 〒920-0919 金沢市南町4番55号 住友生命金沢ビル
 電話番号・FAX番号は変わりません。

(10月31日)





関根昭英氏(元JARL事務局長)がご逝去

 かねてから入院加療中だった関根昭英氏(せきねあきひで、元JARL事務局長、元7N1GYI)が、平成20年10月26日逝去されました。享年74歳。

 関根氏は、郵政省(当時)電気通信研修所管理部長を務めた後、平成3年6月にJARL入局、平成4年3月〜平成12年8月まで8年半の間、事務局長を務められ、連盟の事業の発展に多大な貢献をされました。

 謹んでご冥福をお祈りします。

 なお、葬儀等の日程につきましては下記のとおりです。

    【通 夜】 平成20年10月28日(火)18:00〜
    【告別式】 平成20年10月29日(水)10:00〜11:00
    【喪 主】 関根辰成(せきねたつなり、長男)
    【場 所】 高橋ファミリー会館 大船斎場
          神奈川県鎌倉市台3-6-6 電話0467-47-5115

(10月27日)





兵庫県神戸市六甲山の29MHz帯FMレピータが10月25日より運用開始

 兵庫県神戸市灘区六甲山町西谷山に開設の、29MHz帯FMレピータの運用が平成20年10月25日より開始されます。

 このレピータは現地のJARL会員有志により計画されたもので、近畿総合通信局からJP3YHYのコールサインで免許を受けました。

 JP3YHYの出力周波数は29.62MHz
(入力周波数は−100kHz、トーン88.5Hz)です。

 国内における29MHz帯レピータ局は過去、東京都小笠原村父島、沖縄県浦添市、 北海道斜里郡斜里町に開設されていましたが、3局とも現在は廃止と なっていることから六甲山のJP3YHYレピータは、国内唯一の29MHz帯FMレピータです。

(10月24日)





岡山県岡山市の政令指定都市への移行が決定

 岡山県岡山市(市番号3101)は、かねてから政令指定都市への移行の準備を進めていましたが、平成20年10月10日の閣議で、平成21年4月1日付けで政令指定都市に移行することが決定しました。

【官報公布】地方自治法第252条の19第一項の指定都市の指定に関する政令の一部を改正する政令(政令第315号)(平成20年10月16日付け)

 政令指定都市化に伴い、岡山市には4つの行政区が誕生し、区名は「北」「中」「東」「南」が予定されている模様ですが、区割りおよび区名の正式決定は11〜12月にかけて開催される岡山市議会(11月定例議会)でおこなわれることから、12月中旬以後となる模様です。

 なお新たに誕生する岡山市のJARL制定区ナンバーについては、岡山市議会で区割り・区名が正式決定された後にお知らせします。

(10月10日)





中国初のアマチュア衛星が2009年6月打ち上げか?

 AMSAT(アマチュア衛星通信協会)は、中国初のアマチュア衛星の打ち上 げが2009年6月ごろにおこなわれる模様と報じています。

 AMSATのニュースは、マイケル・チェン氏(BD5RV/4)によるもので、打ち上げ支援団体CAMSATのプロジェクト担当者のアラン・カン氏(BA1DU)から、中国初のアマチュア衛星に関する最新情報レポートがあり、レポートによれば、
「衛星の開発は今、スムーズに進んでおり、現在XW-1の名称で開発が進んでいる衛星はCAS-1と公式に命名された。CAS-1には、ビーコン送信機と、FM中継器、リニア中継器、蓄積伝送型のデジタル中継器の、三つのクロスバンド中継器が搭載される」
としています。

 運用周波数については、現在、CAMSATよりIARU(国際アマチュア無線連合)に対して周波数調整依頼が提出されており、現在調整中ですが、アップリンクは144MHz帯、ダウンリンクを430MHz帯(出力500mW)の計画で調整がおこなわれている模様です。

 なお、CAS-1は、2009年6月に中国北部の山西省大原市にある、大原衛星発射センターから、同国のCZ-2Cロケットで、地上高度670kmの太陽同期軌道に打ち上げが計画されています。

(10月6日)





国際宇宙ステーションからSSTV画像を送信!

 10月12日07:01(UTC)に、カザフスタン共和国バイコヌール宇宙基地から打ち上げが予定されているソユーズ17Sミッションで、6人目の民間人宇宙飛行士、RPG(ロールプレイングゲーム)初期の名作ウルティマシリーズの作者として有名なビデオゲーム・プログラマー(デザイナー)のリチャード・ギャリオット氏(W5KWQ)が、国際宇宙ステーションに向かいます。

 リチャード・ギャリオット氏は、ISS滞在期間中の10月12〜22日に、ARISSスクールコンタクトの交信をはじめ、世界のアマチュア無線家とのSSTVを含む交信を計画している模様です。

 今回のフライトに当たりギャリオット氏は、SSTVの携帯端末VC-H1を携行し、国際宇宙ステーションの無線機TM-D700に接続してSSTVの運用をおこなう模様で、セットアップがうまく行けば、ARISSスクールコンタクト等の交信時間以外は、3分間隔で国際宇宙ステーションから世界に、SSTVの画像が送信される予定です。
 SSTVの運用周波数は145.80MHzが使用される予定です。

 ARISS(本部)では、受信した写真を地域ごとに編集して、Webに掲載する計画があり、この編集を手伝ってくれるボランティアメンバーを募集しています。

 興味のある方は、ARISSの次のページをご参照ください。

http://www.rac.ca/ariss/Garriott%20PR.htm

【新情報】ARISSは今回の、ギャリオット氏のSSTV運用に併せて「ARISS-SSTV images」のBLOGページを開設しています。

http://www.ariss-sstv.blogspot.com/

 このページには、世界のアマチュア無線家が受信した国際宇宙ステーションからのSSTVの画像が逐次掲載される模様で、ARISSでは世界のアマチュア無線家に向けて「受信した画像データを送付して欲しい」と呼びかけています。

 なお、今回のミッションのリーダーであるARISSロシアのセルゲイ・サンブロフ氏(RV3DR)は、「ギャリオット氏による国際宇宙ステーションは10月12日 18:00〜21:00(UTC)より開始の予定で、SSTVの信号はROBOT36形式で送信」とのことです。

(TNX 7M3TJZ)

(10月2日)
(10月10日更新)





総務省が、周波数割当計画の一部を変更する告示案に係る意見を募集
国際電気通信連合(ITU)2007年世界無線通信会議(WRC-07)の審議結果に基づく変更

 総務省は、国際電気通信連合(ITU)2007年世界無線通信会議(WRC-07)(平成19年(2007年)10月22日から同年11月16日まで スイス国ジュネーブにて開催)の審議結果を受けて、ITU憲章及び条約に規定する無線通信規則の一部改正が発効されることに伴い、周波数割当計画(平成12年郵政省告示第746号)の一部を変更する告示案に関する意見の募集を平成20年10月31日(金)までの間おこなっています。

 今回の告示案で、アマチュア無線に関係するのは、WRC-07において決定した、長波帯135kHzのアマチュアバンドの分配の部分です。

(10月1日)





電波利用料の引き下げ等について

 平成20年10月1日に施行された電波利用料の料額改定により、アマチュア無線局の料額が500円から300円に改定されました!!

 【参考】平成20年10月1日からの電波利用料の値下げは、無線局免許状の交付月日が10月1日以降の方から対象となります。
 無線局免許状交付月日が9月30日以前の方に、平成20年内に請求となる電波利用料は従来どおり500円となり、平成21年以降の請求分から300円となります。

【電波利用料を前納されている方にお知らせ】

 電波利用料を前納されている方は、その差額の還付を受けることができます。
 総務省によりますと、還付を受けることができる対象となる方には、無線局免許状の交付を受けた各総合通信局(沖縄総合通信事務所を含む。以下同じ)から、「電波利用料の還付についてのお知らせ」と「還付請求書」および「還付請求書返信用封筒」が郵送され、対象者は還付請求書に必要事項および還付金振込先の取引銀行の口座番号等を記入して返送・提出することで、指定の銀行口座等に振込で差額が還付されるとのことです。

 前納分の差額還付対象者への当該書類等の送付は、10月下旬から順次おこなわれる模様ですので、対象となる方は書類等の到着をお待ちになって手続きをおこなってください。

 なお、詳細は無線局の免許を受けた各総合通信局へお問い合わせください。

(10月1日)
(10月7日参考事項を追加)




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