JARLの地方本部・支部からのフォトレポート

 このページでは、JARLの地方本部や支部の行事の開催レポートや写真をご紹介しています。

2008年2月14日更新 広島県支部



「デジタル通信講座」終わる(広島県支部)

 平成20年2月10日(日)、JA広島中央西条南支店(広島県東広島市)において、広島県支部行事の一つ「学習会」を、近年注目されつつあるPSK31を主体とした『デジタル通信講座』として開催しました。

 当日は遠く隠岐の島を含め県内外から20名近くの熱心なハムが集まり、デジタル変調の基礎知識やRTTYとの比較、PSK31における工夫、PCと無線機の接続方法、免許申請の方法等を学びました。

 午後からは実践練習として、FMトランシーバーを用いた交信練習をおこない、日本語によるスムーズな交信を体験しました。




第39回支部大会・ハムの祭典開催される(愛知県支部)

 平成19年7月1日、名古屋市公会堂(愛知県名古屋市昭和区)で、愛知県支部の第39回支部大会およびハムの祭典が開催されました。当日は愛知県支部のメンバーをはじめ、ハムの祭典には東海地方各県のアマチュア無線家が約800名来場。
 支部大会ほか、メーカー、クラブの展示、来場する子供たちを対象とした工作教室、JA2YRL公開運用、D-STARに関する講演会などさまざまな展示や催事がおこなわれました。

 また、東海QSOコンテストの表彰式、オークションや抽選会なども実施され、来場した方々は楽しいひとときを過ごしたようです。




記念局2局(8N3HAM、8N3IAAF)を開局運用中
 (関西地方本部・大阪府支部)

 4月1日、池田市民文化会館において、第12回関西アマチュア無線フェスティバル 記念局8N3HAMと今年は第11回IAAF世界陸上競技選手権大阪大会記念局8N3IAAF の二つの記念局の開会式をおこないました。

 これから、各クラブや支部での運用が始まりますので、交信、宜しくお願いします。




南極観測50周年、名古屋港開港100周年記念行事開催される
 【南極観測船「ふじ」船上から特別記念局8J1ANT/2を運用】
 (愛知県支部)

 南極観測50周年の特別記念局が3月16日から、愛知県名古屋市港区の名古屋港に停泊されている南極観測船「ふじ」の船内から、8J1ANT/2として運用されています。

 南極観測船「ふじ」(写真右)は昭和40(1965)年から18年間活躍した砕氷艦で、引退後の昭和60(1985)年から、名古屋港ガーデン埠頭に係留されて、「南極の博物館」として当時の姿のまま保存されています。

 その南極観測船「ふじ」の船内から、南極観測50周年の特別記念局が運用されることは、特別なイベントとして興味深いものがあります。

 3月17日(土)には、隣接する施設「名古屋港ポートビル」で、第46次南極観測の通信の担当として参加した小林正幸さん(JR1FVH、写真下左)と濱本初美さん(写真下右)をお迎えして、「第46次南極観測隊員との座談会+Q&A」が開催されました。

 小林さんと濱本さんのお二人は2005年5月5日、日本国際博覧会「愛・地球博」会場内のアマチュア無線ブース(8J2AI)が実施した南極昭和基地8J1RLとの「こどもの日」記念交信で、南極昭和基地の8J1RLから、博覧会会場ブースを訪れた子供たちや来場者のみなさんに向けて、南極にまつわる興味深いお話を聞かせてくださったオペレーターです。

 このとき女性隊員の濱本さんによる8J1RLのオペレートは、南極からのアマチュア無線運用史上で、非常に珍しいケースとして、たいへん大きな話題を集めました。

 今回の座談会は、南極観測や南極でのアマチュア無線の運用の歴史、昭和基地での生活などについて講演があり、約60名の来場者は興味深く耳を傾けていました。

 また三菱重工業在職当時、技術者として南極観測船「ふじ」の設計に携わったJARL原 昌三会長(写真右、JA1AN)による、『南極観測船「ふじ」 設計秘話』と題した講演もおこなわれました。

 「ふじ」の設計当時は、サンスポットが低下した時期であったので、短波帯での通信を確実なものにするため、船首のマスト上にログペリアンテナが設置されたことや、氷の大陸に向かうための特別な規格のもとで設計されたことなど、設計段階での苦労話などを聞くことができました。

 3月18日には、昭和基地にある8J1RLとの交信にトライしました。伝搬状態が良くなかったことから、予定の時間内には交信ができませんでしたが、根気よくコールを続けて18時ごろに無事交信に成功しました。3月24日にも再度、交信が計画されています。

 なお8J1ANT/2の運用は3月28日までおこなわれます。




第6回西日本ハムフェア、熊本県玉名郡長洲町で開催される
 (九州地方本部)

 3月4日、熊本県玉名郡長洲町のユニバーサル造船(株)有明事業所体育館で、第6回西日本ハムフェアが開催されました。

 玉名郡長洲町は福岡県と熊本県の県境に近く、金魚生産の産地の一つとして有名で「金魚と鯉の郷」と呼ばれています。また会場そばの長州港からは有明海を挟み長崎県雲仙市の多比良港を結ぶ有明フェリーが就航しています。


▲テープカットのひとこま。左からJF6MIT宮川香枝
子九州地方本部長、JA1AN原昌三会長、福田卓夫
九州総合通信局無線通信部陸上課長、平井正義
JARD専務理事

▲メーカー・クラブ・販売店による各種の展示、
販売などがおこなわれた。

 当日は、暖かな日差しの好天に恵まれました。
 九州地方はもちろん他エリアからの来場も見られ、1,200名の来場者がさまざまな展示や催事を楽しみました。

 今回の西日本ハムフェアでは、原会長の講演や各種講演をはじめ、関西アマチュア無線フェスティバルや昨年のハムフェア2006で人気を集めた上方落語家の笑福亭瓶太さん(JO3KHA、写真右)が無線落語の上演をおこないました。
 もちろん、場内は満席。九州地方では初の上演で瓶太さんの無線落語を初めて聞く方も多かったようで、上演会場は終始大爆笑の渦に包まれていました。

▲九州地方では初の上演!笑福亭瓶太さんの無線落語の会場は満席!大盛況(左)。上演の後、会場で瓶太さんは個人コールで運用して、パイルを浴びていました(右)。

▲電子工作教室(左)の教材は「世界の放送が聞こえる短波ラジオ」(右)。西日本ハムフェアのために作られたオリジナルキットだ

 電子工作教室には多数の子供たちを集めて、「世界の放送が聞こえる短波ラジオ」(オリジナル、基板上は完成品)の製作もおこなわれました。

 アマチュア無線の祭典としての展示や催事のほか、地の利を生かしたユニークなイベントとして、会場を提供していただいたユニバーサル造船(株)有明事業所のご厚意で、マンモスタンカーの製造施設の見学バスツアーも実施されました。
 参加された方々は、普段なかなか見ることができない造船所の施設や、有明海の向こうに雲仙普賢岳を望むドックで製造中の大型タンカーを興味津々で見学していました。


▲記念局8J6HAMも運用

▲造船所の見学バスツアーに興味津々



「関西ハムシンポジウム2007 in 伊丹」開催される
 (大阪府支部・兵庫県支部)

 2007年1月14日(日)、兵庫県伊丹市のスワンホールで、昨年同様JARL兵庫県支部(JA3NDM藤原支部長)と大阪府支部(JR3QHQ田中支部長)共催の「関西ハムシンポジウム2007 in 伊丹」が盛大に開催され全国各地から300名以上が参加しました。
 出展者/スタッフ/講師等の受付けに、新春アイボールミーティングの参加受付と抽選券の配布がおこなわれ、JARL宛のQSLカードはダンボール2箱もあずかかりました。
 午前中はHAMLOG/zLog講座にはJA3UJR中浴さんらが講師を勤め、午前午後と続いたCW講習会では講師のJA3LZC加賀谷さんによる電信術みっちり1日講座(写真右)、衛星通信はJH3BUM石原さんとJH4DHX大谷さんが講師の勤めました。
 また、今年10月21日に関西で予定されている全日本ARDF競技大会の準備の一環として、ARDF審判員講習会(講師:JA2WCC北村 章、写真上左)が開催されました。
 ジャンク市会場には20以上のクラブ、グループのブースが開かれ(写真上右)、別室ではJA3RL/3と南極観測50周年記念特別局(関西地区運用責任者:exJG3PLH近藤 巧 南極観測隊越冬隊OB)ほかによる8J1ANT/3の運用(写真下左)もおこなわれました。



 お昼に開かれた新春アイボールミーティング(写真左)には76名が参加し、JA3HXJ長谷川JARL関西地方本部長のご挨拶のあと、ハンディトランシーバ5台/DVDプレィヤー/USBメモリ/JE3KST近沢さんご提供のテープ等多数豪華景品が当たる大抽選会が始まるとさらに人数が膨れ上がり、注目のハンディトランシーバの内3台は参加の皆さんの合意を得て、小学生らにプレゼントされました。
 午後は、JH3GXF安孫子さんによるMM-TTY/PSK等デジタルモードの講座が開催され、別室では午後からの引き続きの講座と、50MHz帯EHアンテナの製作講習会が開催されました(写真下の2枚)。
 このEHアンテナの製作講習会には当初20名程度の受講を予定していましたが、受付が始まると予想を上回り38名もの申込みがあり、キャンセル待ちの状態になりました。参加できなかった方達のために再度開催するよう検討されています。
 また、昭和31年、日本国民の期待を背負って第1次南極観測隊が「宗谷」で南極を目指し、昭和基地での観測が始まり今年で50周年を迎えます。
 これを記念して小ホールでは、実際に南極に行かれたJR1FVH小林さん(第46次南極観測越冬隊員OB)による特別講演として、南極観測の意義そして環境問題と50年間で得られた知見、アマチュア無線に関する話題など多くの珍しい写真と資料等をご紹介していただきました(写真上右の2枚)。


JR1FVH小林さん
南極観測50周年記念講演
「南極観測とアマチュア無線」

JA3PAV仁木さん
「EHアンテナ制作講習会」(協力JARL QRPクラブ/JARL阪神クラブ)

JH3BUM石橋さん(写真)
JH4DHX大谷さん
「実際の衛星通信」

JH3GXF安孫子さん
「MMTTY/PSK31等のデジタルモード入門講座}

JR3QHQ田中さん、JA3UJR中浴さん
「HAMLOG/zLog入門講座」
(写真はアイボールミーティング司会を努めるJR3QHQ)

(ex)JG3PLH近藤さん
8J1ANT局の関西地区運用責任者

お世話になった講師・講演者の方々等(順不同/敬称略)

  • ARDF審判員講習会
     講師:JA2WCC北村 章
  • 衛星通信
     講師:(JAMSAT)JH3BUM石原正次、JH4DHX 大谷芳充
  • EHアンテナの製作講習会
     講師:JA3PAV 仁木 弘
     協力:JARL QRPクラブ/JARL阪神クラブ
     企画:JA3TZT梅木昭三
     アシスタント:JH3BYX 廣田隆夫、JA3TIP中村篤臣、JA3JND 黒江俊晴.、JE3BOD 木曽英介
     測定支援:JR3GOX 児玉文登
  • 電信(CW)講座
     講師JA3LZC加賀谷 洋一
  • HAMLOG/zLog講座
     講師:JR3QHQ田中 透.、JA3UJR中浴嗣也
  • MM-TTY/PSK等のデジタルモード
     講師:JH3GXF 安孫子 達
  • 南極観測50周年記念特別講演
     講演者:JR1FVH小林正幸(第46次南極観測越冬隊員OB) 
  • 南極観測50周年記念特別局8J1ANT
    運用責任者:JG3PLH近藤 巧(南極観測隊越冬隊OB)
  • 主な事前準備スタッフ
    JA3NDM 藤原美和、JA3TZT梅木昭三、JR3QHQ田中 透、JE3RZT野添憲三、JL3JRY屋田純喜、JL1SYU廣瀬 進、7K2IVK岩男 剛宜、JH5JKH 久保 輝訓

(TNX JA3NDM)






南極観測50周年記念特別記念局8J1ANTが
 第60回QSOパーティーで公開運用(東京都支部)

 南極観測50周年記念特別記念局8J1ANTは、東京・巣鴨のJARL事務局資料室で東京都支部のメンバーほかが中心となって、2007年1月2日〜3日に開催のQSOパーティーで公開運用を実施しました。第46次南極地域観測隊員の小林正幸さん(JR1FVH)ほか、2日は14名、3日は10名が会場の事務局資料室を訪れ、HF帯〜UHF帯のさまざまな周波数で全国各地のアマチュア無線局と新年のQSOをおこないました。

 2日の公開運用に訪れた、入間市児童センター無線クラブ(JK1ZAM、埼玉県入間市)の7名のメンバーは、2名の小学生を含む4名(JJ1UAP、7N4VQG、JE1THA=小4、JE1MHL=小5)が8J1ANTの運用をおこないました。

 2人の小学生は運用終了後、小林さんから南極観測に関する興味深い話しを多数聞くことができ、大喜びしていたようです。

 児童センターのメンバーを率いて事務局を訪れてくださった、7M3TJZ安田さんによると、今回8J1ANTの運用をおこなった小学校4年生の吉野くん(JE1THA)は、「児童センターではあまり呼んでもらえないのに…」と8J1ANTで受けたパイルに大感激していたそうで、運用後の帰り道には「喉が痛い」と言っていたそうです。





【2006年のレポートはこちら】