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(12月10日掲載)


小野清子 国家公安委員長を迎えて、JARL忘年会を開催

 12月3日JARLでは、東京・港区の青山ダイヤモンドホールで2003年の忘年会を開催しました。当日は小野清子国家公安委員長(7M3URU)、坂本剛二経済産業副大臣(JE7SVO)、中原 爽参議院議員(JA1BNB)、左藤 章衆議院議員、小渕優子衆議院議員をはじめ、来賓、会員など約150名が出席してにぎわいました。
 まず、あいさつに立ったJA1AN原昌三JARL会長は「今年はWRC-03で、7MHz帯で100kHz幅の拡張がありました。一方でPLCを始めとする周波数問題が山積しており、これに対しては柔軟に対応しつつアマチュア無線には不利益のないよう引き続き努力したい」と述べました。
 続いて小野清子国家公安委員長は「わたしは今は重責にあり多忙を極めていますが、皆さんはJARLを通じて、アマチュア無線で世界平和に貢献してほしい」とのあいさつがありました。
 ここで、当日折しも研修で来日していた、劉九一団長ひきいる中国の無線管理局交流訪日団一行11名が壇上で紹介されました。なお、劉九一団長一行は中国政府としての日本研修で12月5日にはJARL事務局も訪れ、日本のアマチュア無線とJARL事務局を視察して帰国しました。
 また、総務省総合通信基盤局の竹田義行電波部長は「周波数のひっ迫するなか、アマチュア無線家のみなさんには厳しい時だが、引き続きアマチュア無線を通じて青少年の育成に努力願いたい」と語りました。
 宴もたけなわとなり、JAIA(日本アマチュア機器工業会)会長の井上徳造氏は乾杯の音頭で「来年はD−STAR(JARLの推進しているデジタル通信システム)でアマチュア無線界を活性化したい」と述べたあと、乾杯。最後はJA1EYL山田千鶴恵前JLRS会長の中締めで会を終了しました。

あいさつするJA1AN原JARL会長
あいさつするJA1AN原JARL会長
 
あいさつする小野国家公安委員長
あいさつする小野国家公安委員長
 
乾杯するJAIA井上会長
乾杯するJAIA井上会長
竹田義行総務省電波部長
竹田義行総務省電波部長
 
中国から日本を視察にきた代表団
中国から視察で来日した代表団
 
小渕議員を囲んで参加のYLが談笑
小渕議員を囲んで参加のYLが談笑



(12月13日掲載)
中国無線管理局訪
日団
  中国の無線管理局訪日団が
JARLを訪問

 中国の信息産業部無線電管理局交流訪日団(劉九一団長)が12月5日、東京・巣鴨のJARL事務局を訪問しました。一行は中国の国 家無線電監測センターをはじめ、吉林省、山西省、河南省他の無線管理局の11名です。訪日団を迎えた原 会長とJARL事務局ス タッフはJARLと日本のアマチュア無線の現状について説明。その際に活発な質疑応答が行われましたので、その概要をご紹介しま す。

Q:JARLの運営資金はどのように得ていますか。
A:半分は会費で、あとの半分は出版事業など各種事業利益でまかなっています。総務省などからの援助はいっさい頂いておら ず、独立をモットーとしています。

Q:いままでにアマチュア衛星はいくつ打ち上げたのですか。
A:1986年にアマチュア衛星JAS-1 (Fuji) を打ち上げました。続いて1990にJAS-1b (Fuji-2)、そして1996にJAS-2 (Fuji-3) を打 ち上げました。これら三つの衛星の打ち上げはすべて成功し、JAS-1bとJAS-2は現在も稼働中です。最初に打ち上げたJAS-1はす でに寿命が尽きています。

Q:衛星はどのくらいの期間、機能するのですか。
A:だいたい5年から10年です。かつてはオスカー1号などのように乾電池を使用したアマチュア衛星もありましたが、そのような 衛星はすぐに機能しなくなってしまいました。JARLの衛星は時代とともに進歩してガリウム砒素電池を装備しましたので、使用期 間が飛躍的に延びて10年以上世界のアマチュア無線家が利用しています。

Q:衛星に関する費用はどれくらいかかるのでしょうか。
A:最初の衛星は、ボランティアによる手作りからはじまりましたので、費用はそれほどかからなかったといえます。
Q:衛星は誰でも使うことができますか。
A:世界のアマチュア無線家が自由に使うことができます。

Q:衛星の周波数を教えてください。
A:地球から衛星へのアップリンク回線は145MHz帯、衛星から地球へのダウンリンク回線は435MHz帯の周波数を使用します。具体 的には、通信系としてアナログ系はアップリンク周波数が 145.90MHzから146.00MHz、ダウンリンク周波数が435.80MHzから 435.90MHz で、デジタル系はアップリンク周波数が145.85、.87、.89、.91MHzで、ダウンリンク周波数が435.91MHzとなっていま す。

Q:日本のアマチュア人口は増えていますか。
A:携帯電話やインターネットの影響もあり、減っています。

Q:JARLの会員数はどれくらいですか。
A:約9万人です。ほぼ全員のリスト(局名録)を発行しています。(一冊贈呈)

Q:日本のアマチュア人口はどのくらいですか。またJARLとして会員管理はどのようにしています か。
A:約80万局です。数年前までは日本のほぼすべてのアマチュア局の情報を掲載したリスト(局名録)を毎年発行していました が、現在は会員のみを掲載しています。会員管理は戦後アマチュア無線が再開されて以来行っており、現在はコンピュータで管理 しています。統計では200万局に近いです。

Q:違法局の取り締まりを行っていますか。
A:総務省の取り締まりの他、JARLは自律自衛で監査指導委員会を設けて努力しています。

Q:JARLの職員は何人ですか。
A:約30名です。

Q:地方とのかかわりについて教えてください。
A:JARLには10の地方本部があり、その下に県を単位とする54の県支部があり、JARLに入会された方々はこの支部に所属すること になり、支部大会などの催しに出席してJARLに対する意見や希望を述べることができます。さらに各地で近辺の同行の方々が集 まってJARL登録クラブを結成しています。これに加入することによって、一層充実したアマチュア無線を楽しむことができるので す。なお、JARLは毎年5月に全国の会員を一堂に集めて総会を開いています。ここでJARLはどんな仕事をどれくらいの予算でやるか 等を決めています。

Q:会費はいくらですか。
A:個人は年間7200円です。

Q:アマチュア衛星はJARLだけが打ち上げているのですか。
A:昔は政府以外は打ち上げることができませんでしたが、JARL会員であった小渕恵三元総理大臣(当時総務長官)の尽力で民間 として初めて衛星を打ち上げました。最近は東京大学と東京工業大学の学生が超小型アマチュア衛星(一辺が10cmの立方体で、重 量は1kg以下)を打ち上げました。今後このような学生による衛星の打ち上げは盛んになると思われます。

Q:衛星の打ち上げにあたり、失敗した場合を考えましたか。
A:アマチュアの場合、試みることが大切であり、失敗を恐れてはだめです。もしも失敗しても責められることはありません。


(11月18日掲載)


大阪府・南河内地区10市町村合同防災訓練に参加(大阪府支部)

 11月9日(土)、JARL大阪府支部は、大阪府・南河内地区10市町村合同防災訓練に参加しました。当日は、多くの参加団体があるなか、支部ではJA3RLを使い、HF帯では訓練の模様をSSTVで交信中に流し、145MHzで各訓練の模様をSSTVで中継局(自動転送でなくオペレターが手動でおこなう)に送り、その画像を中継局から50MHzで基地局に転送する方法を試み、たいへん良い結果になりました。今後、被災地が遠隔地や直接電波の届かない場所などであっても、この方法で情報を届けることができそうです。
 会場では、防災訓練見学者や、参加した多くの方々が支部のブースに立ち寄り、興味深く画像伝送システム(SSTV)を見ていました。
 ご協力いただきました、羽曳野無線クラブ、オフセット88ハムクラブ、大阪2mSSB愛好会の皆さん有り難うございました。当日の転送画像はJARL大阪府支部のHPに掲載予定です。(http://www.jarl.com/osaka/)  
(de:JR3QHQ)

 
会場のようす
消防関係のデモンストレーション
 
運用中のJA3RL
訓練会場から画像を伝送
 
ANT
支部ブース前のANT
 



(11月17日掲載)


平成15年度 近畿府県合同防災訓練に参加 (兵庫県支部)

 JARL兵庫県支部では、10月31日に神戸市中央区のHAT神戸でおこなわれた、平成15年度近畿府県合同防災訓練に参加しました。この訓練は「阪神・淡路地域で最大震度7を記録する都市直下型の大規模地震が発生した」との想定で、兵庫県と神戸市を中心に近隣府県の各機関相互の連携・調整のあり方の検証などを目的におこなわれたものです。
 支部からは兵庫県災害救援専門ボランティアや非常通信ボランティア登録者を中心に約10名が参加して、SSTVを使用した画像伝送を使い本部まで被災状況を報告し画像を公開いたしました。
 兵庫県支部では兵庫県が募集している災害救援専門ボランティアの情報・通信部門の取りまとめをしていますが、ただいま第5期専門ボランティア(任期2年)の募集を おこなっています。応募希望の方は兵庫県支部または兵庫県防災企画課までお問い合わせください。活動内容は県のホームページでも紹介されております。
■問い合わせ先:JARL兵庫県支部 hyogo@jarl.com
■兵庫県 企画管理部 防災局 防災企画課 防災第1係 TEL 078−341−7711
(de:JH3GXF)

訓練前のミーティングの様子
訓練前のミーティングの様子
 
PCとハンディー機で構成された受信設備
PCとハンディー機で構成の受信設備
 
参加者の集合写真(本部テント前)
参加者の集合写真(本部テント前)



(11月14日掲載)


フィールド・ミーティングを野外ロッジで楽しむ!(大阪府支部)

 JARL大阪府支部では、11月9日(日)毎年恒例のフィールドミーティングを、大阪市此花区舞州のスポーツアイランド野外ロッジで楽しみました。当日は、雨にもかかわらず約120名の会員が集まり、おのおのが用意したバーベキューや焼肉をたべてアイボールQSOに花が咲きました。
 大阪府支部では、イベントとしてクラブ対抗ゲームやVHFのハンディートランシーバーで目の前の相手と交信しその場でQSLカードの交換する「交換会」などをおこない、楽しい1日を過ごしました。  また会場では、JA3RLの運用(写真右)やビンゴゲーム・キャンディーのつかみ取り(写真左)などをおこないました。
 初めて参加したニューカマーのヤングハムは、OMから6mのANTの作り方を教わり、その場で作り自分の持ってきた6mのハンディー機で初めてフィリピンと交信でき大喜びでした。彼は、「こんなアンテナでこんな遠くまで飛ぶなんて信じられない」と少々興奮気味で感動を味わっていました。
 大阪府支部では、来年もこの場所でフィールドミーティングをおこなう予定です。皆様のご参加をお待ちしております(TNX:JR3QHQ)。

参加のこどもが、キャンディーのつかみ取り!   運用に使われたANT   JA3RLを運用した



(9月9日掲載)


防災の日に、各地で非常通信訓練を実施!

 9月1日の「防災の日」に、各地の自治体などで防災訓練が実施されました。
  東京・巣鴨のJARL中央局であるJA1RLにおいても、東京都支部が中心となって非常通信訓練を実施、全国の局と非常通信訓練交信をおこないました。
  今年は防災の日の前日が日曜日ということもあって、8月31日に防災訓練などを実施した自治体も多かったようですが、アマチュア無線においても、非常通信訓練などを通じて、各自治体と非常災害時の協力協定を結んでいる、多くのJARLの地方本部や支部、地域のアマチュア無線クラブなどが、地域の防災訓練などに協力して訓練をおこないました。

訓練する、JA1DXU本間東京都支部長   JARL中央局で熱心に訓練をおこなう


大阪府支部では、市の総合防災訓練に参加!

舞洲スポーツアイランドにて   JARL大阪府支部では、9月1日に舞洲スポーツアイランド「多目的広場」でおこなわれた「平成15年度 大阪市総合防災訓練」に、今回も参加しました。
  今回の訓練の目的は、地震災害、風水害などの広域複合災害が発生した場合を想定し、防災関係機関および市民が一体となって総合的な防災訓練を実施し、災害時における応急対策の連携強化を図るとともに、広く市民の意識の高揚に寄与することを目的とするものでした。
  大阪府支部では、大阪市地域通信員を訓練会場に派遣し、JA3YRL/3を開局、災害情報の収集と伝達訓練をおこないました。交信内容は、JA3YRL/3との通常の交信でしたが「大阪市総合防災訓練会場からのオンエアーです」と告げると相手局からの音声は、少し緊張が走ったような雰囲気でした。
  JARL大阪府支部では、大阪市そして大阪府と防災についての締結をしており、毎年訓練に参加して災害に備えています。なお、大阪府の防災訓練は11月15日に予定されています(TNX:大阪府支部長 JR3QHQ 田中 透)



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