JARL NEWS 履歴
今月の 2004年5・6月号 ■5-6月号の表紙■
 関東・東海・関西の各エリアでいよいよD-STARレピータの運用が開始されました。  写真は4月、東海地方、愛知県名古屋市昭和区の名古屋第二赤十字病院(八事(やごと)日赤)屋上に設置された、D-STARレピータ局・アシスト局の調整のようすです。
JARLからのお知らせは、「CQ ham radio」誌 ( CQ出版社刊 毎月19日発売) においても、「FROM JARL」として掲載しております。


■5-6月号の主な記事■   

「QTC」
「TOPICS」
「第46回JARL通常総会」−おおさか・いけだ総会案内−
「選挙結果告示」
「ハムフェア2004」ご案内
「第46回通常総会議案」(会員専用)
「平成16年度ARDF競技大会」案内
「第45回ALL ASIAN DXコンテスト規約」
「第34回6m & Downコンテスト規約」
「第12回テレコムQSOパーティー規約」
「地方だより」各地の行事案内は、こちらをご参照ください
「インフォメーション」
「JARL制定 市郡区ナンバーリスト」

【訂正】
□ 養成課程講習会(p66)の受講料等の料金の記載に誤りがありました。正しい料金は次のとおりです。お詫びして訂正いたします。
第四級養成課程講習会の受講料等 22,750円  第三級短縮コースの受講料等 12,750円 詳細参照:JARD 申請手数料改定のお知らせ


QTC

いよいよ動き出すD-STAR

 準備を重ねてきたD-STARが、いよいよ運用にむけて、関東、東海、関西地域で、デジタルレピータおよびアシスト局を設置し、機器の最終的な調整をおこなっています。
 順調にいけば、6月中旬ごろには運用を開始できる見込みとなっています。運用開始当初の数ヵ月間は、システムの総合的な動作確認をおこなうための実験運用期間を予定しています。
 このため、会員の方にもモニター局としてこの最終実験に参加していただき、いろいろな実験結果のレポートをいただき、より良いシステムに育て上げていきたいと考えています。
 これらをおこないながら、数ヵ月後には、D-STARトランシーバーは市販され誰にでも使える新しい方式としてスタートすることになります。
 アマチュア無線には、多種多様の楽しみ方があります。デジタル技術の導入によって、これまでアナログではできなかったものが可能となるなど、いろいろな応用が考えられます。D-STARシステムは、デジタル通信技術の一つの分野ではありますが、JARLとして将来のアマチュア無線の発展のための重要なプロジェクトとして取り組んできました。
 これからは、D-STARを大いに活用いただき、皆さんのアイデアで新しいアプリケーションや技術改良を加えて、さらに大きく育てていきたいと考えています。



TOPICS

■次期IARU会長にラリー・プライス氏(W4RA)再選

 3月18日付のIARUニュースリリースによると、昨年来のIARU(国際アマチュア無線連合)管理理事会の推薦・審議承認を経て、このほどIARU加盟団体による批准投票がおこなわれ、新会長にラリー・プライス氏(W4RA)が再選され、また副会長にティモシー・エラン氏(VE6SH/G4HUA)が就任することになりました。
 任期は本年5月9日から5年間。ラリー・プライス氏は1983年〜1984年にIARU副会長、1989年〜1999はIARU国際事務局長、1999年からIARU会長。

■無線従事者免許の申請書様式等が3月29日から変更 新様式の申請書をCQ出版取り扱い(JARL監修)で

 国家試験に合格、またはJARDの養成課程講習会を修了後、無線従事者免許申請の際に提出する申請用紙と氏名変更のための申請用紙の様式等が、3月29日から変更になっています。
 新しい申請書では、住民票コードを記載する欄が追加されていて、この欄に11桁の住民票コードを記載することによって本人確認のための住民票等の書類の提出が不要になりました。また、これまで2枚必要だった写真が1枚となりました。
 新様式の申請書については、3月29日以降CQ出版取り扱い(JARL監修)により、亡失や変更などのための申請書一式として「無線従事者免許・再交付・訂正申請書」(315円税込み)が、お求めいただけます。
 お求めはCQ出版(株)販売部まで。また、お問い合わせなどは 電話 03-5395-2141までお願いします。
 旧様式の申請用紙は3月29日をもって使用できなくなりましたのでご注意ください。
 なお、JARL WebやCQ誌でお知らせしてきましたとおり、JARL販売品の「無線従事者免許・再交付・訂正申請書」は取り扱いを終了させていただきました。また、(財)電気通信振興会においても、関係申請書類を従来どおり取り扱っております。

■アマチュア無線も電子申請が可能になりました

 総務省では、「総務省電子申請・届出システム」の運用の一環として、約200種の電波利用関係の手続についても、平成16年3月29日(月)から、インターネットによる電子申請・届出が可能となりました。
 電子申請と届出システムの主な特徴は次のとおりです。
 システムのメンテナンスの時間を除き、原則として24時間・365日オンラインによる手続きが可能で、申請内容の訂正や、追加提出の資料の提出もインターネットを通じて可能です。また、申請者からの申請情報や、総務省からの連絡通知等のデータの送受信は、電子署名によりおこなわれ、通信中の情報は暗号化され第三者による閲覧や窃用等を防止しています。
 なお、手続の方法などの詳細はこちらをご参照ください。

■KANHAMで非常通信に関するパネルディスカッション

 関西アマチュア無線フェスティバル(KANHAM)の併催パネルディスカッションが、5月21日(金)19:00から池田市民文化会館小ホールでおこなわれます。  テーマは「1995年1月17日、突然発生した阪神淡路大震災」。
 過去発生した大規模災害で実際に活躍されたパネラーを招き、被災地ではアマチュア無線がどのように活用されたのか? 問題点はなにか? 今後の「非常通信のあり方」について問題点を検証します。入場無料。
 パネラー JH6HAZ 坂上勝人 現JARL評議員、JP6XJW 石角洋子(旧姓 坂上洋子)92年バルセロナオリンピック女子柔道 72kg超級で銅メダル獲得、JG3QZN 田中一吉 現JARL兵庫県支部長 95年阪神淡路大震災を神戸市西区、自宅で被災。支部役員として奔走。詳細

■マイクロ波帯入門講座第2回を6月20日開催

 JARLマイクロ波委員会は、今までマイクロ波帯にあまり馴染みのなかった方々を対象に「入門講座」(第2回)を6月20日(日)東京巣鴨のJARDハム教室で開催します。
 当日は、マイクロ波帯の楽しみ方や運用基礎知識、アンテナや運用グッズのノウハウ、またマイクロ波帯関連の話題として、D-STARアシスト局(10GHz帯)の設置にまつわるエピソードなども紹介の予定です。
 参加申し込みはJARL技術課までメール(lab@jarl.or.jp)で6月15日までお願いします。

■「楽しいアマチュア無線の世界」アマ紹介リーフのご活用を!

 JARLでは、アマチュア無線の資格をこれから取ろうと考えている方、アマチュア無線に興味のある方に伝えたい、アマチュア無線の楽しさと資格の取り方などをまとめたリーフレットを作成しました。クラブや支部の公開運用、学校の文化祭などで、アマチュア無線の紹介用リーフレットとしてご活用ください。
 内容はアマチュア無線の楽しみの紹介、資格取得から開局までをマンガや写真でわかりやすく紹介しています。リーフレットは無料配布いたしますが、宅配便などで送付の際、送料着払いで送付させていただきます。サイズはA4判変形3つ折り、重さ約30グラム、配布希望の方は次の項目を明記してハガキまたはメールでお申し込みください。
【件名】アマ・リ−フレット
【本文】申し込み団体と申込者名(コールサイン)、受取人住所とその電話番号(宅配便用)、使用目的と使用日、配布希望部数
【宛先】pub@jarl.or.jp
※ハガキやFAXでの申し込みはJARL事務局広報課 アマ・リ−フレット係までお願いします。

■6月12日〜20日、JARL後援で「QRPコンテスト」

 JARL QRP CLUBでは6月17日の「国際QRPデー」をはさんで、6月12日00:00〜20日23:59(JST)の間、QRPコンテストを開催します。  今年からJARL後援となったこのコンテストは“小さな電力ほど有利な”コンテストで、QRPerに対してはQRPでの交信機会の提供と、QRPer以外の方にはQRP運用の啓発を目的とします。
 また、QRPデー特別記念局8J1VLPを今年は5月7日〜6月30日に開設、運用します。この局は1.9MHzから1200MHzまでの各バンド各モードを5W以下で日本各地を移動運用します。期間中に交信された方には記念QSLを発行します。また、QRPでのアクセスは大歓迎です。なお、一般の方の運用も可能ですので運用スケジュールをご覧の上、マネジャー局にご連絡ください。
 規約や詳細はホームページをご参照ください。

■5〜6月運用予定の記念局

記念局情報へ

■情報通信月間 5月15日〜6月15日

〜元気・安心・感動・便利なくらしへ〜

■ インフォメーション
※JN発行前に、Webで掲載済みのものについては省略させていただきます。

■第465回文書理事会開催 第466回理事会開催
  理事会報告(会員専用ページ)

■モールス電信技能認定 免状交付者(敬称略)
★モールス電信総合2段
JA1CTR 鈴木雅夫
JH1VKJ 佐々木 保
JA7CDY 藤田 勲

★モールス電信総合1級
JHWHYX 谷崎正徳
JL1EJO 小川啓二
JA7FKW 平山公義
JH7RTZ 佐藤 功
JH1OMC 井田時男

★モールス電信欧文1級
JA3AJS 島上吟一
JH7RTZ 佐藤 功

★モールス電信欧文2級
JA1-42673 小川 優

・ボランティア試験員の追加
JL1EJO 小川啓二 〒365-0037埼玉県鴻巣市人形
JA7FKW 平山 公義 〒022-0002岩手県大船渡市大船渡町

■サイレントキー
 次の会員の方がお亡くなりになりました。つつしんでご冥福をお祈りします(敬称略)。
JF1XFJ  八木義夫
JK1EPT  早川英行
JR1QZL  山下龍雄
JR1STT  石川一雄
JM4LXT  石川照義
JF6IWJ  冨士登繁一
JA7WSX  岩橋幸真
JN7KJR  大谷廣司
JR7PTE  佐藤照之
JH9MJV  坂口幸作
JA8-80122(JH8FBX)  小林伸弥

■行事カレンダーについて
 例年JARL NEWS4月号で掲載の、JARL年度行事カレンダーについては、JARL NEWSが隔月発行になったことから、JARL Webに掲載することとなりました。なお、JARLの支部、本部の催し物スケジュールなどにつきましては、CQ誌「FROM JARL」のページもご参照願います。

■2004-2005年版局名録の訂正
呼出符号 JL6HMP  氏名 岩田映二  訂正内容 資格 H




JARL NEWSの今後の発行について
  
 
「JARL NEWS」今後の発行については、次のとおり予定されています。
       
7-8月号 ・・・・・・ (7月1日発行予定)
9-10月号 ・・・・・・ (9月1日発行予定)
11-12月号 ・・・・・・ (11月1日発行予定)



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