超小型アマチュア衛星CubeSatに熱い視線!

 さる6月30日、東京大学中須賀研究室と東京工業大学松永研究室の学生が手作りした超小型アマチュア衛星XI(サイ=東京大学JQ1YCW)とCUTE(キュート=東京工業大学JQ1YCY)がロシアのロケットでみごと打ち上げに成功。両衛星は宇宙を周回しながら順調に運用中です。
 ハムフェア2003では、両研究室の協力でこの超小型アマチュア衛星XIとCUTEのエンジニアリングモデルやプロトフライトモデルの展示説明がおこなわれました。
 XIとCUTEを熱心に見入る来場者の中には「XIもCUTEも1辺10cmの立方体の超小型アマチュア衛星とは知っていたが、実物を目前に見ると思った以上に小さかった」という方も多かったようです。
 ブースでは両研究室のメンバーが、説明に当たっていましたが、両研究室で説明用に多数用意した資料は、注目度の高さのためでしょうか。初日の早々に品切れ! あわてて、資料の増刷に奔走したとのことです。
 また、2日目には両研究室のスタッフによる「キューブサットの開発・打上げと運用管制状況」と題した講演もあり大いに注目を集めていました。




▲東京大学のXI-III(エンジニアリングモデル)の外装(右)とその内部


▲東京工業大学のCUTE-Iのエンジニアリングモデル(右)とプロトフライトモデル(左)の内部



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